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ITMA2015(国際繊維機械展)で
ロナティグループ展示エリア等大盛況

4年に一度のイベント ITMA(2015年11月12日~開催地イタリアミラノ)で、ロナティグループ ロナティ社、サンジャコモ社、テクノペア社、サントーニ社等続々新機種を発表しました。

BTSR社はシリコンヤーン専用送り装置を大々的に発表しました。
ランベルティ・ジョヴァンニ氏によるシリコンヤーンのプレゼンテーションで会場が盛り上がりました。ロナティSbySリンキング機とのコラボレーションで新しい定番の機能ソックスの誕生が待ち遠しいです。

今後の新しい靴下業界の未来を占う新しい編機たちがイタリアミラノから発信しました。
ロナティ社のダブルシリンダーDC88XのSbySリンキング搭載機(2口2色機)に注目!

その他省エネ対応リニアモーター搭載機の発表など盛りだくさんの新機種の発表でした。
(新機種お問い合わせはユニオン工業株式会社までお願いします。)

ロナティ社がパンティ部のセンターシームの無いパンティストッキング編み機を新開発

パンティストッキングやタイツにつきもののパンティ部の中央の縫い目が無くなりました!!

従来のパンティストッキングやタイツは、2本の筒をパンティのところで縫製でつなぎ合わせて製造していますが、ロナティ社がITMA展示会で発表しました編み機”LB - OP(ワンピース)”は文字通り1枚の生地でパンティストッキングやタイツを製造する編み機です。

左右の腰骨の部分はシリンダーの半回転制御によりおおきなふくらみを形成しパンティ部に立体感を与え、センターシームが無いことでまるでショーツを履いている様に見えます。

また、伸縮性に富んだウエストバンドを取り付ける事により、着用感も向上します。

レッグ部は4口編み、パンティ部は2口編みで半回転制御を行う事により、従来の2本分(1足)の編み立て時間が約6分と従来とくらべても遜色のない生産時間を実現しました。

また、編み立て後の縫製はウェストバンド部とつま先部を自動縫製する新しいペアクローザー縫製機を同じロナティ・グループのサントーニ社で開発し、ITMA2015で展示されました。
モデル名は”OP SMART & TC2M”。

従来のパンティ部をつなぎ合わせつま先を縫製するペアクローザー縫製機の生産時間と同じ1足7秒程度で自動縫製します。

イタリアでは大手のゴールデンレディ社が先行して大々的なキャンペーンを展開し、見た目のセクシーさ、着用感の向上をアピールしています。

ITMA展示会では、2台のワンピース編機と自動縫製機でデモンストレーションを行い世界各国から注目されました。

ワンピース機展示内容
LB – OP 釜径4-1/2インチ x 針数448本(75ゲージ) 
1台 = 20-30デニール・センターシームレス・パンティストッキング
1台 = 50デニール・センターシームレス・パンティストッキング

その他新機種続々発表されました。

その他機種につきましては、ユニオン工業株式会社 本社までお問い合わせください。

UNION INDUSTRY CO., LTD
ユニオン工業株式会社
2015年12月1日